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浴衣の作り方その3 染工場での染色

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幾多の複雑な工程を経て、職人の技と意匠の映える 世界をつくりだしている一反のゆかた地も誕生の、れぞれの過程を追いかけてみましょう。
浴衣ができるまでの工程を大きくわけると3つあります。

3つめは染工場での染色・糊落とし・乾燥・畳みになります。
どの過程にも繊細で熟練された技術が必要とされます。こうして糊付けされた白生地をいよいよ染めていきます。

反物のまわりにゴムでできた枠を張り、80度くらいに沸かしたインディゴ染料を「やかん」と呼ばれる如露で反物の上から浸透しますが 更に浸透を促すため下から圧搾熱を送り、染料を酸化させます。
ゴム枠をはずし、反物をすばやく振り開広げて空気に晒し、更に酸化・発色させます。

十分に発色したら川の水できれいに洗い流します。
洗い上がった浴衣地は その柄もとりどりに一反一反広げられ、天日で乾かされていきます。
染め上げられたゆかた地は整理工場へ送られます。

そこでは50反から100反のゆかた地を ミシンで縫いつなぎ、糊をつけ、乾燥機にかけ、続いて幅出し機にかけます。

次に、仕上げ場に 運ばれたゆかた地は、染めの斑を調べられ、最後の化粧をすべく、商標などが貼られます。
工場から戻った反物は小売店や百貨店にさばかれていきます。

一反の浴衣地が出来るまでには、数えきれないほどさまざまな工程を経なければなりません。更には永年の経験と勘、また優れた技を備えた職人の手から作り出される反物は、まさに意匠といえます。